中国で日本人学校の児童が襲われ殺されました。私はひどく辛く感じています。理由は2つ。1つは、「その街は日本企業、日本人の家庭、日本人社会を受けいれ続けてきた場所。彼らの政府は彼らの受け入れてきた時間と生活を否定した人間がいることを意図的に隠していると知り始めている」。彼らが彼らの政府に反感を持つことはどんなに歴史教育を施されても確実であるということ。その街にはその街のプライドがある。彼らは政府相手にあの侮辱を受け入れるだろうか。もう一つ。日本もまた半分以上は外国人との繊細な折衝に直接触れたことはない。「愚者は経験に学ぶ」などとよく言われるが、その経験すらないのだ。愛も、憎しみも、自分のものがまったくないのに他人の言葉に乗って、まるでそれが自分のものかのように考えてしまう。つまり扇動されやすいということだ。困ったことに、いいや、正常なことに、昔から近隣諸国に問題を抱えていない国はない。しかも、日本と中国はお互い青春時代を捧げた人間がまあまあいる。韓国ともそうだ。ほぼ命を燃やしているような10代から20代の頃の自分を否定できる人はどのくらいいるだろうか。音楽、漫画・アニメ、小説、友達、先生、生活、食べ物、景色…そう、他人に否定されてそれを甘受する人はどのくらいいるだろうか。私ができるのは、犠牲のために祈ることだ。街を信頼して登下校していたのに、その期待がたった一人に裏切られ、お子さんを傷つけられ、死に至らしめられた、その親子のために祈る。 2024.9.21(Sat) 17:14:59
1つは、「その街は日本企業、日本人の家庭、日本人社会を受けいれ続けてきた場所。彼らの政府は彼らの受け入れてきた時間と生活を否定した人間がいることを意図的に隠していると知り始めている」。彼らが彼らの政府に反感を持つことはどんなに歴史教育を施されても確実であるということ。その街にはその街のプライドがある。彼らは政府相手にあの侮辱を受け入れるだろうか。
もう一つ。日本もまた半分以上は外国人との繊細な折衝に直接触れたことはない。「愚者は経験に学ぶ」などとよく言われるが、その経験すらないのだ。愛も、憎しみも、自分のものがまったくないのに他人の言葉に乗って、まるでそれが自分のものかのように考えてしまう。つまり扇動されやすいということだ。
困ったことに、いいや、正常なことに、昔から近隣諸国に問題を抱えていない国はない。しかも、日本と中国はお互い青春時代を捧げた人間がまあまあいる。韓国ともそうだ。ほぼ命を燃やしているような10代から20代の頃の自分を否定できる人はどのくらいいるだろうか。音楽、漫画・アニメ、小説、友達、先生、生活、食べ物、景色…そう、他人に否定されてそれを甘受する人はどのくらいいるだろうか。
私ができるのは、犠牲のために祈ることだ。街を信頼して登下校していたのに、その期待がたった一人に裏切られ、お子さんを傷つけられ、死に至らしめられた、その親子のために祈る。